君と愛と夢を

スーパー自己満記録用ブログです

間違いってなんだ

「作詞作曲:重岡大毅
の文字をアルバム詳細のページで見た瞬間、衝撃と同時に言葉にできない期待感と高揚感で不思議な気持ちになりました。今年始に発売されたWESTivalの収録曲「乗り越しラブストーリー」でも作詞とピアノ演奏をしていた重岡くんには魅力的すぎる音楽の才能があることを私は既に知っていたし、彼の紡ぐ言葉が、奏でる音楽が、私たちを決して裏切らないことを確信していたからかも知れません。



「間違っちゃいない」について重岡くんはリリース前から、作るのが大変だった、産みの苦しみ、大切にしたい歌詞、と思いの深さを知れるような言葉を沢山発していました。
先週のラジオでは「俺ってプレゼン下手でうまい事言えなくて。2人が俺が伝えようとしてる気持ちを汲み取ってくれて、やってええよ!って言ってくれたから。濵ちゃんと神ちゃんやなかったらこの曲書けへんかったと思う」とまで話してあて。その中で何より印象的だったのが「昔の自分に歌ってあげたいという気持ちもあったかもしれない」という一言でした。


WESTのデビューが公式に発表されたのは、重岡くんが21歳の冬。実際にデビューをしたのが21歳の春。
個人的な話をすると私自身が今ちょうど21歳の冬になり、周りの友人には社会に出て働き始めた人もいたり、大人からの色々な圧やら徐々に増していく社会的な責任やら、もう子どもを名乗れない現実にちょうど息苦しさを感じているところ。


決して安定してるとは言えない芸能界に生きて、ましてやデビュー出来るかも分からない状況でアイドルであり続けるのはどれだけの決意を要するものなのか。それは経験した人にしか分からないものだろうと思うのです。

嵐の5×20コンサートのMCレポで見た「20年やってきてどうですかとよく聞かれるけれど聞いてる側に分かるはずがない。大の大人が人生ぶん投げて20年やってきた重みは自分たち5人にしか分からない。」という二宮くんの言葉が私はとても好きで。
それと同じくらい、重岡くんが1万字インタビューで綴っていた「僕、捧げてきたんで、ジャニーズに。人生も、青春っていう青春も全部。」という言葉も涙が出そうなくらい大好きです。


命をかけてアイドルをしている彼らの気持ちを本質的に理解することは私は永遠に出来ない。けれど、それと同時に、課題や実習に追われる学生生活をしながらバイトをして稼いだお金でギリギリになりながらアイドルを応援する私の気持ちも彼らは一生理解出来ないのです。(同じような環境にいたって、別人格である以上他者のことを完全に理解することは出来ないし。)


でもそれで間違っていない。


一人ひとりの人生に正解なんてなくて、分かり合えるはずのない別の誰かと比較して落ち込む必要なんてなくて、どんな自分だっていいんだと重岡くんは穏やかなメロディーにのせて教えてくれました。



これから私は就活が始まります。
どんな所で働いてどんな風に社会の中を生きるのか。
今は今後の人生全て白紙の状態。

でも、何を選んだってどこに行ったって、その選択に間違いはないし、間違ってもいいんだ。と思うし、



その一方で、


アイドルを何年も続けている彼らにも、
学生とアイドルを両立させている彼らにも、
私の大好きな1つの輪から離れていった彼らにも、
夢が叶うのか分からない状況にいる彼らにも、
「全ての選択に間違いはないんだ」と伝えたいなあと思うのです。




全ての人を照らす太陽のような重岡くんの描く世界は、やっぱり全ての人を照らしてくれるんだろうな。


どんな状況にいる人にも聞いて欲しい、温かくて力強い応援歌をありがとう。
明日も生きようと思わせてくれる、そんな等身大の重岡くんが私は大好きです。